「センスが良い」って、なんだろう。

わたしは自分のセンスに特に自信があるわけではないので、他人にとやかく言ったことないです。
もし、友達が自分の趣味に合わないものを着ていても「そうゆう着方もあるんだね」と受け止めちゃうタイプ。
センスに正解なんて無いのかなーとも思っています。 
自分の好きなものを堂々と着ていればなんでもいいんじゃないか、と。

パリコレでモデルが着ている服装も、不思議なところに切れ目はいってたり、透けてたり、奇抜な柄や形だったり・・・
素人のわたしにとってはその「ハイセンス」さ加減を理解できず、「なんかすごい」としか言いようがありません。
プロの評価を聞いて、分かった気になります。

そんなわたしにとって、今回のananは、「センス」に対する意識が変わりました。
ああ・・・センス良くなりたい。

anan No.1892

プロが考える「女性のオシャレ」の定義


「センスが良い」ひとは「オシャレ」だ。
P.48~51ではスタイリストやモデルをはじめ、ファッションのプロたちの「女性のオシャレ」の定義についての議論がなかなか興味深い…特に肝に命じたい分部の抜粋です。

女性の意見 

オーシャンビュー
  • アイテムに合った着こなしができる
アイテムがどんな性格かを一度考える
「同じ黒ニットでも、丈が短いからタイトなスカートと合わせたり、オーバーサイズだからミニスカートと合わせる。袖をまくったほうが可愛い、など工夫している」
「着る」と「着こなす」は全然違うってことですね。
 
  • サイズ感がうまい
自分の体型を見極めて、似合うものを選べることはオシャレの基本
「パンツからのソックスの見え方や、ニットからのシャツの覗かせ具合などが上手」
丈感がだらしないと冴えない印象になる、とのこと。確かに!
 
  • トレンドアイテム+オリジナル感
「"着られている感"が出ると素敵さが半減」
「みんなが持っているアイテムだからこそ、オリジナリティを!」
雑誌が薦めるがままに、流行のものを全身揃えても「センスが良い」ようには見えない。自分が似合うように変換して着ないと、着られている感がでちゃうんですね。
これには「買ったばかりのものと、自分が毎年着ている定番の服をあわせる」のが有効だそう。
 
  • スタンダードアイテムをきちんと着こなす
「トレンチコートやデニムは、ずっと着られる定番もの。似合う形やコーデを見つけられると強い」
「そのとき流行のアレンジ術を勉強するのもおすすめ」
 一時的な流行ばかりを追うのではなく、定番物を着こなし、それを今風にアレンジできるのが高ポイントのよう。

  • 素敵なおもたせを選べる
気の利いたおもたせを知っていることは、デキる大人の条件のひとつ
「ずっと愛される老舗のいいものと、新しいスイーツの両方を知っている」
手土産って大切だな・・・って最近、個人的に思ったんですよね。友達夫婦に会う時や、時間を割いて相談に乗ってくれた社会人の方へ、とか。
渡すのにベストなタイミングを伺うのも、渡したときに喜んでくれた姿を見るのも楽しい!相手や場に合わせた上手いチョイスができるようになりたいなー

男性からの意見 

男の子

  • 基本的にその人の好きなものを着れば良い(と言いつつ…)
あまりにもモード系はNG!
甘すぎるふわふわのモヘアニットはNG!
何でも良いんじゃないのーとか言いつつ、男性にはそれぞれピンポイントでNGポイントがあるみたいなのが厄介…
ちなみにわたしの彼氏はイヤーマフがNGだそうですw
 
  • クリーンな雰囲気、透明感
清潔感がないと顔や服がかわいくてもピンとこない」
ダメージのある肌や髪の毛はものすごく残念
男性はこういうところ見てるんですね…
確かに、「ニキビできたね」って指摘してくるのは男性ばかりな気がします。

  • 会話やメールで、人との距離感を掴むのがうまい
「会話のテンポを合わせられる。ゆっくりな口調のひとに早口で話すのはNG」
「メールの終わるタイミングが絶妙」
相手がメールのやりとりを止めたいタイミングを察して返信を送らない、など。そういうさじ加減が絶妙な人は、「コミュニケーションのセンスが良い」と思われるみたいです。


わかったこと。
最初は「センス」ってファッションのことしか思い浮かばなかったけど、コミュニケーションの取り方や、立ち振る舞いなどなど・・・
自分が選ぶモノ・行動、全てに対して関わるものなのだ!


センスアップするメリット


最高の離婚

わたしが考えるセンスアップする最大のメリットは、なりたい自分を演出できるということです。

これは、P.74~75での「最高の離婚」のメインキャスト4人のインタビューで
瑛太さんと綾野剛さんが演じる役柄のファッションポイントについて答えた部分を読んで思いました。
  • 瑛太さんが演じる濱崎光生のファッションのポイント
光生のスタイルには、”とにかく地味に生きたい”という思いが強く表れています。白シャツでも真っ白ではなく、生成りなど落ち着いたトーンのものを選び、より中目黒の街や背景に溶け込みやすく仕上げていますね。
  • 綾野剛さんが演じる上原諒のファッションポイント
かつては首まわりや胸元の露出も多かったけど、スペシャル版では、タートルネックのような首が詰まった衣装ばかり。これは子供が生まれたことで、男から親へと変わった諒を象徴しているんです。色もダークトーンから白などの柔らかいものに。髪型は根元から後ろ方向に巻いて、ふわっとさせているのがポイント。
ファッションで、人の性格や立場を表現することができるのです。

役者さんは様々な人間を演じます。どうしたら他の人に成りきれるのか・・・
それは、その人のバックグラウンドを知ることだと思うんですよね。
言葉1つ発するのにも、その人の過去の経験から出来上がった価値観を通して出てくるものです。

例えば。
ワンピースのサンジが食べ物を粗末にする人をもの凄いで怒るのは、過去に食べ物にすごく困った経験があるからですね。オーナーゼフは持ってた全ての食べ物をサンジに譲り、その結果ゼフは自分の足を・・・((涙無しでは語れません))

オールブルーって知ってるか?


過去の経験から出来上がった「価値観のフィルター」を通して物事を見て、その人が言動するのです。


もし、自分の変えたいと思う部分があったら。


なぜそのような選択をするようになったのか。
過去の経験を思い出して、根本的な理由を探ると良いのではないでしょうか。
少しずつ、自分が目指す方向に変われるように根っこの部分から変える。

そして、なりたい自分になるには。


なりたい自分のバックグラウンドを今創ればいいんじゃないかな、と。
身に付くセンスは日常の生活の積み重ねなので、一朝一夕には変わりません。

なりたい自分は何を身に着けたいか。
朝は何時に起きて、何を食べて、鞄の中身には何をどうしまって入れるのか。


まとめ


基本的に、難しいことは考えず自分が好きなものを選べば良いと思います。
でも、誰もが大なり小なり承認欲求を持っていて、承認されないよりは承認された方が得だと思うのです。

センスアップって、人に共感してもらい、自分を認めてもらえる大切な要素です。

自分のことを素敵にしてあげられるのは、自分しかいない。
自分で選ぶもの・言動は、全部自分の印象になる。

毎日、なりたい自分のストーリーを決めてスタイリングをすると、日常がちょっと楽しくなりそうですよね。

とてもプラスな刺激を受けた一冊でした♪