「魂の中小企業」、読了しました!!
ニッポン人脈記 魂の中小企業
中島 隆
朝日新聞出版
2009-07-21

製造業について勉強したいなーと思って
会社の本棚をごそごそしてたら発見したこの一冊。

本当に、感動します。

電車の中で読んでたら、うるうるしてしまって・・・;;



中小企業がおかれている厳しい状況と、
それを打破するための経営者の血の滲むような頑張りに、胸アツになる。


従業員を守りたい、という気持ちや
大企業や銀行からの理不尽な仕打ちに真正面から闘うところ等。

中小企業が生き残っていくためには
文字通り「命懸け」で経営していくものなんだ、と。強く思います。

震えます。


この本は、経営者の生い立ちから紹介しているので
なぜここまで頑張れるのか・・・など。
その方の原動力が分かります。
なので気持ちをリアルに想像ができるので、感情移入してしまうのです。


特に気になったのは
中村ブレイス株式会社」中村俊郎社長のお話。
中村ブレイス、中村俊郎社長
義足や人工の耳や乳房をつくる会社なのですが、

病気やケガで体の一部を失った人に生きる力を取り戻してもらいたい。
山奥の小さな会社からだって世界の人々に笑顔を取り戻せることをアピールしたい、という想いで

故郷の島根県大田市で起業。

パチンコ屋も喫茶店もない山奥にも関わらず、
10代20代の若者が多く入社を希望するのが話題となって、映画の題材にもなったそうです。


ここまでになるのも紆余曲折あって・・・!


「若者が働きたい会社」に育てあげた過程、
もっと知りたいなーと思いました。


わたしは仕事で、製造業の方々にお会いするのですが
まだ経験が浅くて、相手の求めていることが分からなかったりします。

こういう本を読むと、役に立ちたい!という想いが一層強くなりますね。

早く一人前にならなくては・・・!